部旗に込められた思い 誇りを表現する染めと刺繍 山手学院高等学校弓道部様

投稿日:2017年12月20日 更新日:

1966年に創設された神奈川県横浜市の山手学院。その中で活動を重ねてこられた弓道部様の部旗を製作させて頂きました。

卒業生の方々から贈られる部旗ということ、また、そのご要望をお聞きする中で、旗に込める思いやこだわりを感じ、身が引き締まる思いで、最大限お役に立てるよう旗を製作させて頂きました。

染め旗をベースにシンボルマークを刺繍にて製作するということで、染め抜く文字には大切にされている言葉が、刺繍には営々と受け継がれる誇りが凝縮して込められたものと考えています。

そのような思いを意識しながら、技術的な面では、染めと刺繍の組み合わせで製作する際に留意すべき点を考慮して製作致しました。

染め旗の場合、使用する生地は綴れ織や綾錦といった完全な刺繍旗に使用するものではなく、染め旗に使用する生地の中から選定する必要があります。シンボルマークを刺繍にする場合、刺繍に生地が引っ張られて皺にならないよう、ポリエステル厚手トロマットを使用。

染めと刺繍

また、壁に掲げられるものということで、刺繍の大きさ、糸の重みを間違えると、生地が刺繍の重みに負けて下に下がることになります。

その点を考慮して、刺繍がきれいに目立ち、且つ重みに生地が負けないぎりぎりの大きさにてシンボルマークに刺繍を施しております。

染めてからミシン刺繍を施していますが、日本でも指折りの職人が対応。普通ではなかなか出来るものではありませんが、裏面も表面と全く同じ刺繍に出来上がっています。

裏面の刺繍

思いのこもった旗ですので、最高のものになるよう心を込めて製作させて頂き、お客様には旗の出来栄えに喜んで頂き、大変光栄に思います。山手学院高等学校弓道部様が益々ご活躍されることを心からお祈りしております。

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